カーシェアのメリットデメリット

カーシェアのメリットデメリット

えり_困り顔

カーシェアを始めてみたいけど、なんか不安・・

と迷っていませんか?

メリットだけでなく、デメリットをしっかり把握しておくことで安心して始めることができますよね。

この記事では、私自身のカーシェアの実体験を踏まえて、

カーシェアメリット
カーシェアのデメリットとその対処法

について徹底解説します。

カーシェアのメリットは?

カーシェアのメリット

まずはカーシェアのメリット見ていきましょう。

カーシェアのメリット

  1. マイカーに比べてコストが激安!
  2. 24時間いつでも利用可能!外出先・旅行先でも利用できる
  3. いろいろな車種に乗ることができる

カーシェアのメリット1:マイカーに比べてコストが激安!

カーシェアの一番の魅力は、コストが安いという点ですよね。

マイカーとカーシェアでかかる経費の違いは以下になります。

マイカーカーシェア
車体代必要(数十万~数百万)不要
月会費不要1,000円程度
(同額の無料チケットで実質無料)
利用料金不要必要
距離料金不要プランによっては必要
駐車場代必要(数千円~数万円)不要
ガソリン代必要不要
任意保険必要不要
(利用料金に含まれる)
車検代必要(10万円程度)不要
メンテナンス費用必要不要

カーシェアは月会費、利用料金、距離料金のコストはかかりますが、マイカーを購入して維持するのに必要な以下の費用がすべて不要です。

  • 車体代
  • 駐車場代
  • ガソリン代
  • 任意保険代
  • 車検代
  • メンテナンス費用

車を購入するには数十万~数百万必要ですし、駐車場代も毎月数千円~数万円必要ですよね。

我が家が以前、車を持っていたときには、車体代を除いた維持費だけでも、月換算すると約30,000円かかっていました。

駐車場約20,000円
自動車保険約5,000円
自動車税約3,000円
車検代約2,000円
合計約30,000円

これに車体代を加えると、かなりの額になることが分かります。

カーシェアで1回6時間利用すると約4,000円程度。

マイカーの毎月の維持費用30,000円だけでもカーシェアの6時間パックを月7回乗れる計算になりますね。

週末のみの利用であれば、カーシェアを利用した方がコストが激安だということが分かります。

カーシェアのメリット2:24時間いつでも利用可能!外出先・旅行先でも利用できる

カーシェアは予約が取れれば、24時間いつでも車を借りることができます。

レンタカーと違って対面の手続きが必要ないのがカーシェアのすごく便利なところ。

深夜でも早朝でも、使いたいときに使いたい時間だけ借りられるのが良いですね。

また、カーシェアなら、外出先や旅行先でもステーションがあれば、同じように予約してすぐ車を借りることができます。

場所に縛られず面倒な手続きなく使えるところが、カーシェアの大きなメリットです。

カーシェアのメリット3:いろいろな車種に乗ることができる

カーシェアのもう一つのメリットは、車種を選んで借りることができるという点です。

どのカーシェアもたくさんの車種が用意されています。

外車や高級車を選ぶこともできるので、ちょっと贅沢なドライブを楽しむのも良いですよね♪

1つのステーションに複数台の車が用意されていることも多いので、用途や気分によって車種を変えて予約することも可能。

手軽にいろんな車種に乗ることができるのは、カーシェアだからこそ実現できるメリットです。

カーシェアの5つのデメリットとは?

カーシェアのデメリット

次は気になるカーシェアのデメリットについてです。

私が実際に利用していて感じたカーシェアのデメリットは以下の5つです。

カーシェアのデメリット

  1. 利用しない月も会費が必要
  2. 借りたいときに借りられない場合がある
  3. 返却時間が決まっているので焦る
  4. ステーションまでの移動が面倒
  5. チャイルドシートを用意する必要がある

1つずつ詳しく見ていきます!

カーシェアのデメリット1:利用しない月も会費が必要

カーシェアの魅力はなんといっても料金の安さ!

タイムズカーシェアやオリックスカーシェアなら15分あたり約200円から

カレコなら15分あたり120円から車を利用することができます。

タイムズ
タイムズカーシェアロゴ
カレコ
カレコカーシェアロゴ
オリックス
オリックスカーシェアロゴ
利用料金(15分あたり)206円~120円~200円~
えり

カレコの平日プランは激安!

しかし、カーシェアは利用料金の他に「月額料金」が必要になってきます。

会員としての月会費ということですね。

基本的な月会費は1,000円程度。

タイムズ
タイムズカーシェアロゴ
カレコ
カレコカーシェアロゴ
オリックス
オリックスカーシェアロゴ
月会費1,030円980円980円

 

どのカーシェアでも毎月、月会費と同額の無料チケットがもらえて利用料金として使える仕組みになっています。

よって、月に何度か利用するならこの月会費は実質無料ということになります。

それでも、「たまにしかカーシェアを利用しない」という人にとっては月会費は負担ですよね。

1度も乗らない月に会費だけ払わなければならないのはいやなものです。

そんなあなたには、カレコとオリックスカーシェアの「月会費無料プラン」があります。

月会費無料プランなら、会員であっても月額料金が無料!

<月会費無料プラン>

カレコ
カレコカーシェアロゴ
オリックス
オリックスカーシェアロゴ
月会費無料無料
利用料金(15分あたり)
240円~300円~

月会費無料プランでは1回の利用料金は割高になりますが、利用しない月は費用が0円で済みます。

数ヶ月に1度しか利用しないという人には、カレコまたはオリックスカーシェアの「月会費無料プラン」がおすすめです。

カーシェアのデメリット2:借りたいときに借りられない場合がある

カーシェアはステーションにある1台、または数台の車を「みんなでシェアしましょう」というもの。

当たり前ですが、使いたい時間に誰かが先に予約していたら利用することができません。

「いつでも手軽に借りられる」ものであるだけに、借りたいときに借りられないとすごく不便に感じてしまいますよね。

このデメリットの回避策として、

「予定が確定していなくてもとりあえず予約しておく」

という方法があります。

カーシェアは意外にも、直前までキャンセル料がかからないことが多いんです。

キャンセル可能時間
タイムズ
タイムズカーシェアロゴ
予約時間の1分前まで
カレコカレコカーシェアロゴ予約開始時間まで
オリックスオリックスカーシェアロゴ予約開始時間前まで
(ただし、開始1時間前から予約取消手数料(料金の50%)が発生)


タイムズカーシェア、カレコでは予約時間ギリギリまでキャンセル料が発生しません。

なので、「直前で予定が変わった」という場合にも無料でキャンセルすることができます。

毎週決まっている予定や送迎などは、固定で予約を入れておくと良いですね。

私の友人は子供の習い事の送迎で雨の日のみ使っていますが、

数日前には天気予報を確認しておいて、雨が降りそうなら念のため予約しておく」という使い方をしています。

これなら当日になって「すでに予約が埋まっていた!」という現象を防ぐことができますね。

ちなみに、各カーシェアの予約開始時期は以下になります。

予約開始時期
タイムズ
タイムズカーシェアロゴ
2週間前から
カレコカレコカーシェアロゴ2ヶ月前から
(月会費無料プランは2週間前から)
オリックスオリックスカーシェアロゴ2週間前から


カレコは2ヶ月前から予約ができるのですごく便利。

早めに予約をした場合はしっかり記録を残して、キャンセルするのを忘れないようにしましょう。

また、予約できない状態を防ぐ方法として、複数のカーシェアに登録しておくという方法もあります。

家の近くにカーシェアが複数あるなら複数登録しておくと便利ですね。

カーシェアによってプランや利用できる車種も違うので、いろいろなタイプの車を乗り分けられるのも魅力です。

カレコは平日プランの料金が他に比べて激安なので、「平日利用時はカレコ、休日利用時はタイムズカーシェア」というように使い分けるのもおトクに使えて良いです。

えり

我が家も使い分けしています!

カーシェアのデメリット3:返却時間が決まっているので焦る

車は電車と違って天候や時間帯によって交通状況が変わりやすいですよね。

思わぬ渋滞に巻き込まれて予定時間を大幅に過ぎてしまった!ということも多いです。

カーシェアは短い時間で区切って予約できるのが魅力ですが、返却時間が決まっているのでギリギリになってしまったときなどすごく焦ります。

実は我が家もカーシェアを始める前、この点が一番ネックでした。

子供が小さいとお出かけも大人の計画通りには進みません。

さらに渋滞などの交通事情を考えると、毎回かなり余裕を持って予約時間を確保する必要があります。

「返却時間に縛られてイライラするのも嫌だけど、長い予約を取って時間が余るのももったいないなぁ」

と入会前は悩んでいましたが、実際に利用を始めてみるとその心配はなくなりました。

なぜなら、

カーシェアは、「予約した時間」ではなく、「実際に使った時間」の料金のみの支払いができるからです。

実際に使った時間のみの支払い
タイムズ
タイムズカーシェアロゴ
可能
(15分単位の利用の場合)
カレコカレコカーシェアロゴ可能
(6時間以内の利用の場合)
オリックスオリックスカーシェアロゴ不可能
(必ず予約時間分の料金が発生)


タイムズカーシェアは15分単位の予約で、
カレコは6時間以内の予約で「実際に使った時間」の料金のみの支払いにすることができます。

例えば、タイムズカーシェアやカレコで5時間分の予約をしていても、実際に使った時間が3時間であれば、3時間分の料金しか発生しないということです。

時間が余ってもその分は料金が発生しません。

これなら何かと時間がかかる我が家でも安心!

いつも1~2時間余裕を持って長めに予約しています。

「確実に6時間以上利用する」という日は、タイムズカーシェアで「6時間パック+15分単位」を組み合わせて予約することで、パック料金を余分に払うことを防げています。


上手に予約することで、返却時間に縛られることなくコストも抑えることができますよ。

 

カーシェアのデメリット4:ステーションまでの移動が面倒

カーシェアのステーションが家の敷地内、または目の前にあれば言うことなしなのですが、ある程度距離が離れていることが多いですよね。

車を借りる時、返す時にステーションまで行くのが億劫になることもあります。

私もずっと「ステーションまで自転車で行けたらもっと楽になるのになぁ」と思っていました。

でもその後、カレコでは自転車で行けるステーションがあることを知ったんです。


カレコで車を検索する際、「自転車可」と記載されていればそのステーションには自転車で行くことができます。

カレコカーシェア自転車可

自転車は、駐車場の車止めの後ろ部分に駐輪します。

カレコ自転車駐輪可能場所
出典:カレコ

自転車で行けるなら、使えるステーションの範囲も広がりますね!

カーシェアはこれからも自転車可能なステーションが増えていくのではないかと思われます。

タイムズやオリックスも今後対応してくれると良いですね。

その他のデメリットとして、カーシェアは乗り捨てができないという点があります。

「家の近くから駅まで」「お買い物した場所から家の近所まで」片道利用出来たらすごく便利ですが、カーシェアではそれは不可能です。

どうしても乗り捨てが必要な場合はレンタカーを利用するようにしましょう。

カーシェアのデメリット5:チャイルドシートを用意する必要がある

小さなお子さんがいる家庭のカーシェアでの大きな不安ポイントとして、「チャイルドシート」があります。

カーシェアのために大きなチャイルドシートを買わなければならないのはちょっと面倒ですよね。

えり

でも、カレコならチャイルドシート装備の車両があります!

各カーシェアの幼児用シートの装備状況を見てみましょう。

タイムズ
タイムズカーシェアロゴ
カレコ
カレコカーシェアロゴ
オリックス
オリックスカーシェアロゴ
ジュニアシート全車両装備全車両装備全車両装備
チャイルドシートなし一部車両で装備&レンタル制度ありなし
ベビーシートなしなしなし

 


3、4歳から使えるジュニアシートは、どのカーシェアでも全車両に標準装備されています。

カレコジュニアシート標準装備
出典:カレコ

ジュニアシートは車のトランクにあり、すぐに出して使うことができます。

カレコカーシェアジュニアシート

カレコカーシェアジュニアシート

お子さんが4歳以上ならこのジュニアシートでも充分対応できますね。

チャイルドシートに関しては、タイムズ、オリックスカーシェアでは非対応ですが、カレコに関しては装備されている車が多数あります。

現在のところ、53箇所のステーションでチャイルドシート装備の車を借りることができます。

 

家の近くのステーションにチャイルドシート装備の車があればすごくラッキーです。

また、カレコでは、ャイルドシートの無料レンタル制度もあります。

サポートセンターに電話することで予約が可能。

 

カレコチャイルドシート貸出
出典:カレコ

チャイルドシートを無料で借りられてすごく良いですね!

チャイルドシートが借りられない場合でも、最近ではコンパクトで持ち運びしやすいチャイルドシートがたくさんあります。

我が家は、日本育児の「コンパクトチャイルドシート」を持っています。

 

カレコカーシェアチャイルドシートジュニアシート

1歳頃から使うことができるし、たたむとすごくコンパクト。

専用バッグに入れて持ち運びができるのですごく重宝しています。

チャイルドシートの代わりに使えるスマートキッズベルトも発売されました。

 

スマートキッズベルトはシートベルトに取り付ける幼児用ベルト。

対象年齢は3歳からですが、海外で安全認証を取得していて、日本国内でもEマーク適合と認められた安全性の高いベルトです。

これならバッグに入れて持ち歩けるので、カーシェアでも使い勝手が良くて便利ですね♪

子供が小さいうちはチャイルドシートの事を考える必要があるので少し面倒ですが、

  • 装備されている車を探す
  • レンタルする
  • コンパクトタイプを購入する

など、少し工夫することで思ったより楽に対応できるようになります。

以上が私が感じたカーシェアのデメリットとその対処法です。

上手に利用することでデメリットを減らし、手間や費用を最小限に抑えることができます。

カーシェアのメリット・デメリットまとめ

カーシェアデメリットメリットまとめ

カーシェアには予約や利便性においてデメリットもありますが、上手に使うことで手間や費用を最小限に抑えることができます。

マイカーを持つのに比べて、かなりコストが抑えられるのが大きな魅力ですね。

カーシェアは使わなくなったり、自分には合わないと感じたらすぐにやめることができます。

賢く使ってお得にカーライフを楽しみましょう。

 

投稿者 wellstech

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