毎回手に汗握る衝撃的な展開が続くドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』がTwitterトレンド1位になるなど、注目されています。このドラマは同名の漫画が原作ですが、原作の漫画とドラマでは少し設定が違うところもあるようです。
この記事では、「親愛なる僕へ殺意をこめて」の原作漫画について登場人物やあらすじを調べてみました。
漫画『親愛なる僕へ殺意をこめて』とは？
- タイトル：親愛なる僕へ殺意をこめて
- 原作・原案：井龍一・いのりゅうはじめ
- 作画：伊藤翔太
- 掲載誌：週刊ヤングマガジン（2018年23号〜2019年36•37合併号）、コミックDAYS（2019年8月5日〜2020年9月7日）
- 巻数話数：全11巻•全97話
原作漫画『親愛なる僕へ殺意をこめて』は、累計部数130万部を突破している人気作品です。
原作を読んでいた読者からは実写化を望む声もある中、衝撃的な内容でグロい部分もあるので、実写化は厳しいのではなどの声もあったようです。
人気作品なのに11巻で完結されたので、グロすぎて打ち切りになったのでは？という噂も聞きますが、最終回までに伏線回収され、決着もついている内容のようなので打ち切りではなさそうです。
あらすじ
20歳の大学生・浦島エイジは、15年前に起きた「LL事件」という連続殺人事件の容疑者の息子だった。
そんなエイジがある朝目覚めると、同じ大学のミスキャンパス候補の美女・雪村京花が隣で寝ていた。京花が言うには、エイジから告白されて二人は付き合っているようなのだがエイジにはここ数日の記憶が抜け落ちている。京花はエイジがLL事件の犯人の息子だと知っても、「お父さんはお父さん、エイジくんはエイジくん」と受け入れてくれ、エイジは京花との幸せな交際を続けていた。
しかし、またもや日付が飛ぶ現象が起き、身の覚えのないおかしな行動を周りから指摘されるようになり、エイジも不安を感じるようになった。そんな時、同じ授業を受けている真明寺麗から「二重人格」の疑いを指摘される。麗から“殺人鬼LLの息子という事実に目を逸らし逃げ続ければ大変なことになる”と警告される。
するとその警告が的中するかのように、エイジの部屋から身に覚えのない札束と血で汚れたバットが出てきた。そして、売春婦として働いていた女子大生の畑中葉子が遺体で発見され、それはまるでエイジの父「殺人鬼LL」の凶悪事件を模倣したようだった。
漫画『親愛なる僕へ殺意をこめて』の登場人物
浦島 エイジ（うらしま えいじ）／演：山田涼介
主人公の20歳の大学生。自分の記憶が数日飛んでいることをきっかけに、自分が二重人格であることに気づき、もうひとりの自分「B一」が犯したかもしれない事件の真相を調べていく。実の父親は、かつて「LL事件」と呼ばれる連続猟奇殺人事件の容疑者である。
雪村 京花（ゆきむら きょうか）／演：門脇麦
エイジと同じ大学に通う大学生。ミスキャンパスに選ばれるほどの美人。エイジの過去を知ったうえでエイジと付き合っている。
真明寺 麗（しんみょうじ れい）
エイジと同じ大学に通う大学生。無口でいつも一人でいる。初対面なはずのエイジをなぜか知っていて、二重人格であることを見抜く。LL事件に何らかの関係があり、エイジ・B一に協力する。
八野衣 真（はちのい まこと）／演：早乙女太一
エイジの実の父。15年前にLL事件の容疑者として追われた末、焼死自殺している。
佐井 社（さい やしろ）／演：尾上松也
半グレ集団「SKALL」のリーダー。表向きのクラブ経営を隠れみのに、組織的な売春を仕切っている。LLを信奉している。
白菱 正人（しらびし しょうと）／演：佐野史郎
大学教授。娘をLL事件の最後の被害者として惨殺されているが、B一に協力している。
畑中 葉子（はたなか ようこ）／演：浅川梨奈
「SKALL」のもとで働かされていた売春婦。LL事件と同じ手口で拷問され殺される。
浦島 亀一（うらしま きいち）／演：遠藤憲一
エイジの父である八野衣真の保護司をしていた。LL事件の後エイジを引き取って育ててきた。
桃井（ももい）／演：桜井ユキ
エイジを追う女刑事。駆け出しの頃にLL事件の捜査本部に参加していた。
猿渡 敬三（さるわたり けいぞう）／演：髙島政宏
桃井の上司。畑中葉子が殺された事件の管理官。かつて桃井と組んでLL事件の捜査をしていた。
ドラマ版『親愛なる僕へ殺意をこめて』のヒロインは「ナミ」
漫画の登場人物でお気づきかと思いますが、ドラマで川栄李奈さんが演じている「ナミ」が漫画ではヒロイン役ではないんです。
ドラマ同様に畑中葉子の親友ではありますが、少ししか登場しません。どうやらドラマ版に登場する「ナミ」は、漫画で登場するキーパーソンの「真明寺麗」を合わせた役だそうです。
まとめ
この記事では、話題のドラマ「親愛なる僕に殺意をこめて」の原作漫画のあらすじと、ドラマとの違いについてまとめてみました。漫画で結末を知っている人も、ドラマでどのように描かれていくのかを見るのも楽しみかもしれませんね。