ソフトバンクグループの創業者で社長の孫正義さん。世界長者番付では常に上位(2024年は51位)です。そんなビジネスの才能のルーツはどこなのでしょうか。孫正義さんの学歴や経歴をまとめました。
孫正義の学歴
孫正義さんの学歴を見てみると、学生時代から、向上心にあふれていたことがわかります。
高校入学(1973年)
孫正義さんが入学した高校は、久留米大学付設高等学校です。卒業生には、ジャーナリストの鳥越俊太郎さん、元・ライブドア社長の堀江貴文さん、弁護士の本村健太郎さんなど、著名人が多数挙げられます。
孫正義さんと同じく実業家で、とても知名度の高い堀江 貴文 学歴も似ているのですね。
高校中退(1974年)
入学して1年経たずに久留米大学付設高等学校を中退し、渡米したようです。
新たな高校入学・編入学(1974年)
渡米先でホーリー・ネームズ・カレッジ英語学校に入学します。その後はセラモンテ高等学校の2年生に編入学しましたがわずか3週間で退学しました。これは順調に4年生まで飛び級し、高校卒業検定試験に合格したためです。
大学入学(1975年)・編入学(1977年)
1975年にホーリー・ネームズ・カレッジに入学します。その後1977年にカリフォルニア大学バークレー校経済学部の3年生に編入学し、1980年に卒業しました。
孫正義の経歴
孫正義さんがソフトバンクグループを立ち上げ、成功させるまでの道のりをまとめました。
Unison Worldを設立(大学在学中)
大学在学中は勉強の合間を縫って、起業に向けてアイディアを練り続けていたそうです。そして、自動翻訳機を発明し、日本の企業であるシャープに売り込むことに成功しました。その資金でソフトウェアの開発を手掛ける会社「Unison World」を設立しています。
ユニゾン・ワールドを設立(大学卒業直後)
大学卒業後、日本に帰国するにあたり、日本で起業することになります。そこでコンピュータ卸売会社「ユニゾン・ワールド」を設立しました。
日本ソフトバンクを設立(大学卒業翌年)
24歳のとき、現在のソフトバンクグループの前身である「日本ソフトバンク」を創業しました。そこからは、入院で一時的に社長職を離れたことがありましたが、今もなおソフトバンクグループを発展させています。
ソフトバンクグループは、iPhoneの販売、Yahoo!Japanの設立、プロ野球球団の買収など、有名な功績が多数ありますね。
孫正義の生い立ち
孫正義さんの家庭環境や幼少期のエピソードなどから、これまでの人生の成功の秘訣が見えてくるでしょうか。また、高校生の時に渡米したことがターニングポイントの一つであったと思われますので、渡米のきっかけについてもまとめました。
孫正義は韓国人?
孫正義さんは在日朝鮮人で、16歳までは通名の「安本正義」を名乗っていました。それは、韓国人だとわかると差別をうけるからです。それでも本名を名乗るようになったのには理由がありました。
“つらい思いをしている在日の子供たちに対して、1人でもいいから自分の先祖代々の名前を堂々と名乗って、様々なハンディキャップがあったとしてもそれでもね、それなりにやれるんだという事例を一つ示したいと考えたから。“
引用:日経ビジネス
孫正義さんの成功例は、在日の方をはじめ、多くの方々に勇気を与えています。
孫正義さんの家族
孫正義さんは両親、兄1人、弟2人の6人家族です。幼少期には忙しい両親に代わり、祖母が世話をしてくれることもありました。孫正義さんはその祖母からの影響をうけ、人に喜ばれることをやるという決意をしたようです。
孫正義がアメリカへ渡った理由
孫正義さんがアメリカへ渡った理由は、家族にお金を援助するためでした。
孫正義さんが中学生の時、一家の大黒柱であった父親が倒れ、兄が家計をサポートしていたそうです。それを見た孫正義さんは、これから長期的に家族を支える必要があると判断し、実業家として成功するという目標をたてました。それを達成するためにはアメリカで学ぶ必要があると考え、家族の反対を押し切って単身で渡米したそうです。
まとめ
孫正義さんの学歴や経歴は華やかですが、それはすべてご本人の才能や努力があってこそのものでした。そして、それほどまで努力できるのは、育った家庭環境が大きく影響していると考えられます。その才能を活かして、これからも活躍し続けることでしょう。
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