【初心者必見】カーシェアリングの基礎知識や選び方【徹底解説】

出典：Pixabayより

カーシェアリングとは、会員同士で車をシェアして気軽に使えるサービスのことです。

その多くがスマホアプリなどで車両予約が可能で、気軽に利用できコロナ禍でも非接触型のサービスとして重宝されています。

今回は、気になっているけどまだ利用したことがないというカーシェアリングサービス初心者の方必見！

を紹介していきます。

カーシェアリングの基礎知識

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そもそも、カーシェアリングとはいったいどんなサービスなのかご紹介します。

カーシェアリングとは？

カーシェアリング（通称：カーシェア）の仕組みがあまりピンとこないという方は、シェアサイクル（自転車）を思い浮かべてもらうと分かりやすいかもしれません。

専用のポート（駐輪場）にいくつも同じカラーの自転車が並んでいて、カード決済などの手続きを済ませれば、空いている自転車に自由に乗れるというものです。

シェアサイクルのような方式の他に、個人間でオーナーと利用者が特定の車をシェアする「個人間カーシェア」というサービスもあります。

ただし今回はこの個人間カーシェアではなく、一般的なカーシェアサービスについてご紹介しています。それではまず、カーシェアの仕組み、メリット・デメリットをご紹介していきます。

カーシェアの仕組み

料金体系はカラオケにも少し似ていて、15分200円だったり、6時間パックやお得なナイトパックなどが用意されていたりと短時間～長時間まで気軽に選ぶことができます。

利用料金には保険料や駐車場代はもちろんガソリン代まで含まれているので、マイカーのように日々利用したとしても維持費が0円で済むのは嬉しいポイントです。

カーシェアリングのメリット

何といってもスマホだけで手続きが完結し、面倒なやり取りナシで車に乗れるところでしょう。

店舗や事務所で申込書の記入や説明のための来店は不要で、入会時も利用時もスタッフとやりとりをすることなく車を使うことができます。コロナ感染対策として公共交通機関を使わずに移動したい人など気兼ねなく利用できる非接触型サービスと言えます。

また、24時間予約・利用ができ、短時間のみ少額で利用できるのも嬉しいポイント。利用料金に保険代とガソリン代がコミコミになっているのも好評です。

カーシェアのデメリット

希望のステーションで空き車両がない場合があるため、必ずしも【いつでも好きな時に乗れる】わけではないことです。

またレンタカーや前述のシェアサイクルのように「乗り捨て」（系列の別営業所やポートに返却すること）ができず、返却の際は必ず借りたステーションに返さなくてはならないので、不便な場所で借りてしまうと返すのも大変になります。

車種についても店舗のような豊富ではないので、国産のオーソドックスなものがほとんどとなります。スポーティな車やミニバンなど大きめのものはあまり期待できないでしょう。

なお、洗車や使用後の内装の清掃などはあくまで利用者がマナーとして行うもの。毎日スタッフが巡回しているわけでもないので、その点は理解して綺麗に使いましょう。

おすすめのカーシェアリング利用方法

仕事で営業や地方回りが多かったり、旅行好きの方などは、バスやタクシーと並んでカーシェアリングが使えると快適さや行き先の選択肢も増えてきます。

カーシェアリングとレンタカーの違い

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カーシェアリングと似たサービスにレンタカーがありますが、具体的にはどこが違うのか解説していきます。

カーシェアとレンタカーの比較

カーシェアリングサービスと、レンタカーの違いを以下の表にまとめました。

カーシェアリングの利用がおすすめな人

都心部在住でカーシェアリングのステーションが周りに多くあり、電車やバスなど他の交通手段もある中で、短い時間でのチョイ乗りが多い人にはおすすめです。カーシェアリングも選択肢の一つにあると利便性が高まります。

営業などでいろいろな場所を訪れたり、旅行によく行く方にもおすすめ。あくまで【足としての車】であって、車種は何でもいいと割り切っているといいでしょう。

また、出入口が狭いステーションの可能性もあるので、普段乗り慣れてない人は注意が必要です。

レンタカーがおすすめな人

長距離ドライブとなれば乗り心地や運転のしやすさの面でも車種選びは大切。長距離の移動を考えている人にはレンタカーがおすすめです。

車種や台数も豊富なレンタカーなら、たとえ希望の車種が借りられてしまっていても別の選択肢があります。希望の車種を借りられる確実性についても、カーシェアリングと違って、店舗に車が1台もなくて別店舗に行くしかないなどということはあり得ません。

また、店舗で丁寧な説明を受けたい方、スタッフの手で綺麗に清掃された車を使いたい方にもおすすめです。

初心者でも分かる！カーシェアリングの利用方法

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カーシェアリング初心者の方にもわかりやすいように、ここで入会～返却までの利用方法の流れを具体的にご説明していきます。

カーシェアリングサービスに入会

まずは、気に入ったカーシェアリングサービスを選び、入会の手続きをしましょう。

手続きはWEBページで行い、運転免許証と支払いのクレジットカードを用意すればすぐに入会できます。サービス会社によっては初期費用（車の解錠・施錠に使うカードキー代など）が掛かるところもあります。

このカードキーが手元に届けば実際にカーシェアを利用することができますが、すぐに使いたい場合は、スマホで解錠・施錠やできるサービス会社を選ぶと良いでしょう。

利用したい車種をネットで予約

入会手続きが済んだら、スマホのアプリやホームページなどで利用したい車両を予約します。

【ステーション別】【車種別】などで検索することができ、予約状況をチェックして予約をします。空いていればすぐにでも乗ることができ、2週間くらい先まで予約が可能なところが多いようです。

会員カードやスマホ、交通系ICカードで解錠

予約の時間に該当のステーションに行き、予約した車を解錠します。

この時使うのは、【カーシェアの会員カード】【交通系ICカード】【スマホ】などです。後部座席やリアウィンドウなどにカードやスマホをかざす目印となるシールが貼ってあるので、その場所にカード等をかざして解錠します。

車に乗り込んだらグローブボックスなどに車のエンジンキーが入っているので、それを取り出して運転します。

給油・洗車の必要がある場合

カーシェアリングでは給油や洗車してからの返却の必要はありません。ガソリンが半分以下くらいになったら、車内の給油専用カードを使っての支払いとなり、実費は発生しません。

ただ、給油や洗車を行うと割引やポイントサービスが受けられることがあります。

カーシェアリングは、スタッフや管理人が巡回して給油や洗車を行っているわけではありません。あくまで利用者同士でシェアしていることを忘れず、次の利用者のことを考えて綺麗に使いましょう。

車を返却

借りたところと同じステーションに返却をします。

エンジンキーや給油カードなどを元の場所に戻し、解錠した時と同じ目印にカードやスマホをかざして施錠すれば返却終了です。この時、車内にゴミや忘れ物などがないように注意しましょう。

万が一、返却が利用終了時間に間に合わない時は延長手続きができる場合があります。手続きなどを怠ると高額の超過料金がかかる場合もありますので時間厳守を心がけましょう。

カーシェアリング初心者が注意すべきポイント

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慣れると便利なカーシェアリングですが、見落としがちなポイントがいくつかありますのでご紹介します。

月額料金と課金ルール

基本的には【月額料金＋時間ごとの利用料金】となります。6時間以上の連続利用の場合「距離料金」として1kmあたり十数円がかかる場合があります。

時間単位の料金が少し割高な月額料無料プランを用意しているサービスもあります。使う月と使わない月で入退会を繰り返すことも出来ますが、利用頻度にムラがありそうな人はこういったサービスを探してみると良いでしょう。

長めに借りておいて予定より早く返却した場合は、利用分のみの料金で済むカーシェアもあります。これだと返却に余裕が持てるためカーシェアリング初心者にはおすすめの方法です。

ステーションは近くにあるか

ステーションは、利用したいエリアにで数ヶ所あると便利です。最寄りのステーションの車両が借りられてしまっていても、いくつか候補があればぐっと利用しやすくなります。また、ステーション数が多いカーシェアリお出かけ先などでの選択肢も広がります。

借りるステーションと返却するステーションが同じことは忘れてはいけません。例えば、自宅から離れた沿線の駅前でふらりと借りてしまうと、深夜に返却したら帰宅手段がないなんてこともあり得ます。

利用候補のステーションはできれば事前に訪れて、車の出し入れのしやすさや人通りなどをチェックしておくと安心です。

車種と乗車人数

カーシェアリングは、レンタカーに比べて車種が豊富ではありません。メーカーや車種に好みがある方は、カーシェアにはあまり向いていないでしょう。

また、家族や親戚、友人など大人数で使いたい場合、6〜7人乗りのミニバンやSUVは品揃えが少ないので利用したいときにすぐ借りられない可能性があります。

レンタカーで用意されている軽トラなども同様で、大きな荷物運びや引っ越しに使いたいというニーズにもあまり適していません。

チャイルドシートの貸し出しの有無

小さなお子さんがいる家庭では、必ず設置が義務付けられているチャイルドシート。レンタカーの場合は店舗で貸し出してくれることがありますが、あらかじめチャイルドシートが設置されたカーシェアリングの車両は数多くはありません。

4才～10才ほどを対象とした「ジュニアシート」はトランクに収納されていることが多いようです。事前にカーシェアリングサービスのホームページでチャイルドシートについて調べておくと良いでしょう。

カーシェアリング初心者におすすめのサービス

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ここからはカーシェアリング初心者におすすめのサービス会社をご紹介します。

1位：careco

三井グループが運営するカーシェアリングサービスです。

その特徴は、SUVやミニバンなどのラインナップがとても豊富なこと。若者やアクティブなアウトドアに利用したい人、6～7人の大人数で使いたい人にはおすすめです。

トヨタの新型ハリアーやランドクルーザープラド、アルファードなど人気車種を中心に、ジャガーやボルボなどの輸入車も取り揃えています。

また料金もリーズナブルで、月会費の980円は、月に980円分以上乗ると実質無料になるほか、ライトユーザー向けの月会費無料プランも用意されています。都心在住でたまのお出かけや普段は公共交通機関利用している人、お米など重い買い物をする時に乗りたい人などにはピッタリ。

さらに、三井のリハウス店舗などでチャイルドシートの無料貸し出しもありますよ。

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2位：d-カーシェア

NTTドコモが運営するカーシェアリングサービスで、【オリックスカーシェア】【カレコ】【カリテコ】【トヨタシェア】の4つのカーシェアリングサービスを一気に登録し、まとめて検索・利用できるのが特徴です。

その中でも一番の特徴は、初期費用と月額基本料が0円であること。そのため、利用頻度にムラがある人や気軽に始めてみたい初心者にもおすすめのカーシェアとなっています。

ただし、料金体系などは4つのカーシェアリングサービスごとに違う上、「dカーシェア」経由ではない元々の各カーシェアリングサービスの料金とも若干異なるので注意が必要です。

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3位：タイムズカー

駐車場でおなじみのパーク24が展開するサービスで、カーシェアリングサービス業界の最大手であり、何といってもステーション数が多いのが嬉しいポイント。入会しておけば旅先や帰省時など様々なお出かけ先で便利に使うことができます。

車種はコンパクトカーを中心に、運転初心者でも乗りやすいソリオやノートなどを取り揃えており、カーシェア初心者にも優しいラインナップ。

仕事などで便利に使いたい人から、カーシェア初心者まで誰でも安心して使えるカーシェアリングサービスと言えるでしょう。

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まとめ

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今回は、カーシェアリングサービス初心者に向けて利用方法やおすすめサービスを分かりやすくご紹介してきました。

カーシェアリングサービスの利用に迷っている方は、まずは月額料金無料のサービス会社に入会してみてはいかがでしょうか。アプリやネットで近くのステーションを探して実際の車両を見てみると良いでしょう。

これからの時期ちょっとしたお出かけや旅行の際、レンタカーよりカンタンで気軽に使えるカーシェアリングサービスは選択肢の1つです。

また、このコロナ禍でカーシェアリングサービスを使い「クルマって便利だな」と再認識した方も多く、気になっている方はぜひカーシェアリングデビューしてみてくださいね！

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