総合格闘技（MMA）とは？ルールや人気選手を徹底解説！

格闘技イベント「RIZIN」の開催や、YouTuberとしても活躍する朝倉未来選手などの影響によって注目を集めている「総合格闘技」。今回は、そんな総合格闘技を楽しんでもらうために、押さえておきたい基本ルールや注目すべき人気選手についてご紹介します！

総合格闘技（MMA）ってどんなスポーツ？

総合格闘技は、MMAとも呼ばれます。これは、総合格闘技の英語名・Mixed Martial Artsの頭文字からとった略称です。総合格闘技の大きな特徴は、ルールの幅が広く、戦い方の自由度が高いというところです。また、これが“総合”と呼ばれる所以でもあります。レスリング・柔道・ムエタイといった組技系格闘技の技術も流用されています。

日本では「RIZIN」という格闘技イベントを筆頭に総合格闘技の試合が行われます。また、本場アメリカのUFC(Ultimate Fighting Championship)は、世界中で人気を誇る総合格闘技の大きなイベントであり、非常に見応えがあります。

総合格闘技（MMA）を楽しむために！押さえておきたいルール

総合格闘技はと呼ばれる所以でもあるルールの幅の広さですが、基本的には何でもありです。打撃、立ち技、組み技、寝技などのすべてが認められているため、異種格闘技戦が総合格闘技というルールのもとに行われることも見どころの1つです。

総合格闘技（MMA）勝敗の決め方は？

基本的に5分3ラウンドで試合が行われます。ほとんどの場合、ノックアウト、レフリーストップ、タップアウトによって勝敗がつけられます。

時間内に決着がつかなかった場合は、3人のレフェリーによる採点によって勝敗が決まります。また、点数によっては引き分けとなる場合もあります。

総合格闘技（MMA）に反則はある？

総合格闘技の試合では、噛みつきや頭突きなど、手足以外での攻撃は基本的に禁止されています。また、後頭部への攻撃など死亡の恐れがある部位への攻撃や、金的、延髄、脊髄など人間としての機能が失われる恐れのある部位への攻撃も当然ながら禁止されています。リング外へ相手を放り投げたり、相手の服やグローブを掴んだりする行為も禁止です。

反則行為が行われた場合、レフェリーストップがかけられ、反則と判断されると減点がなされます。また、反則による怪我などで相手選手が試合続行不可能となった場合、即失格となります。何でもありとはいえ、スポーツとして安全面は保証されているため安心して見てください。

初心者必見！注目すべき総合格闘技の人気選手たち3選

堀口恭司(ほりぐちきょうじ)

堀口恭司さんは、言わずと知れた軽量級の絶対王者です。現RIZINバンタム級王者でもあります。その実力は国内にとどまらず、Bellatorというアメリカ最大規模の総合格闘技のトーナメントにて、第7代Bellator世界バンタム級王者の座に輝き、日本人史上初のBellator世界王者となりました。また、Bellator世界バンタム級ランキングでも5位につけており、世界的に認められる実力の持ち主です。

身長が163cmと小柄なものの、身長的ハンデを全く感じさせないほどに攻撃的なスタイルが魅力となっています。