まとめ

人気アニメ『ダイの大冒険』のゲームアプリが終了!その理由とは?

人気アニメ『ダイの大冒険』のゲームアプリが終了!その理由とは?
人気アニメ『ダイの大冒険』のゲームアプリが終了!その理由とは?

昨年までTVアニメが放送され、コンテンツとして超人気タイトル『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』のスマホゲーム『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 -魂の絆-』が2023年4月27日の正午をもってサービス終了、との案内がなされました。

2021年9月28日にリメイクプロジェクトの一環として新作ゲームとしてリリースされて以来、「ダイの大冒険」の名を汚すほどの問題作として物議を醸し、今回のサービス終了でその不満が噴出しているようです。

そこで今回は『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 -魂の絆-』のサービス終了について、理由を徹底調査していきます!

スマホゲーム『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 -魂の絆-』とは

『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 -魂の絆-』はスマートフォン向けのRPGで、原作を踏襲し、ダイ、ポップ、マァムらによる冒険を描く「竜の軌跡」というストーリーと、原作者監修によるオリジナルストーリー「絆の旅路」が展開されています。

セミオートのリアルタイム戦闘システムが導入されており、最大3人で協力できるマルチプレイも特徴です。

『ダイの大冒険』のゲームがサービス終了したやばい理由

公式の発表は?

今回のサービス終了の理由について、公式サイトには「今後お客様にご満足いただけるサービスの提供が困難であるという結論に至りましたため」としています。

リリース後のユーザーからの評価がやばい!

TVアニメも放送中の2021年9月にリリースということで、「ダイの大冒険」がコンテンツとして大盛り上がりしている中だったため、ゲームへの期待値は非常に高まっていました。しかしいざフタをあけてみると、わずか1週間も経たないうちに「Google Play ストア」での評価は、一時期1.6を記録(1が最低、5が最高)ほど不評の嵐が巻き起こりました。ユーザーのコメントには、《魂の絆、アンインストール完了。》、《リセマラのガチャ率絶対悪すぎだろ。こんなのに1日使ったのが無駄だった。》、《クソゲー臭したからダイの大冒険が嫌いになる前にやめた》、《ダイ大アプリ、1日遊んでみたがもうお腹いっぱい! とにかくガチャの無理ゲー感、何よりクソ単調なゲーム性とスタミナ少ない》と酷評が続出しました。

酷評を受けた要因①:ガチャの渋さ

このような状況になってしまった要因はいくつかあるようですが、とくに目立つのは【ガチャが渋い】という意見です。他のゲームでもガチャの要素は採用されており、強力アイテムの排出に対するコメントはよく見かけますが、それを差し引いても《出ない》と感じるほどだったようです。また、リセマラの効率が悪いこともガチャへの悪印象に拍車をかけたようです。

他のアプリゲームだと強力アイテムが出なくても、手に入りやすいアイテムを強化することで十分戦うことができますが、本アプリではそうもいかず、その点からも不満が大きくなってしまったのでしょう。

酷評を受けた要因②:ゲームシステム

2番目に挙げられる要因はゲームシステム、とくにプレイするために必要な【スタミナ】についてです。スタミナの初期上限がかなり低く、連続してプレイするためには課金してアイテムを消費したり、動画広告を視聴したりする必要があり、ユーザーからは《ガチャだけに飽き足らずあらゆるところに課金要素仕込んでるな…》、《課金ゲーなのに動画広告も視聴しなきゃいけないってマ?》といった不満の声が巻き起こりました。

酷評を受けた要因③:原作を無視した設定

3つ目の要因が原作を無視したとも取れる設定です。【ダイが主役ではなく、主人公がオリジナルキャラクター】であることや、【原作では序盤で離脱したキャラクターが普通に出てくる】など、原作のファンにとっては落胆しかしないような要素が所々に仕込まれているようです。

最後に

今回は4月27日にサービス終了が発表されたダイの大冒険 アプリ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 -魂の絆-』について、サービス終了の理由についてまとめてきました。

口コミで酷評されている内容を見ると時間をかければ、ある程度のものが手に入れることのできるコンシューマー向けタイトルの『ドラゴンクエスト』シリーズをアプリで展開することの限界が見えたようにも感じられました。

ゲーム業界のトップを走り続ける『ドラクエ』シリーズに対する不信感も口にするユーザーも見られましたので、今後リリースされるゲームに対する目も厳しくなるでしょうが、今回の反省を生かし、そういったものを全て跳ね除けてしまうような素晴らしいゲームを期待したいですね!